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私は知らない。(箴言30章)
いよいよ30章。 29章までと、声が変わる。 דִּבְרֵי אָגוּר בִּן־יָקֶה הַמַּשָּׂא (ディブレー・アーグール・ビン・ヤーケ・ハンマッサー) ※ヘブル語は右から読みます。 「マサの人ヤケの子アグルのことば」(箴言30:1) 名を持つ人物が、 ソロモン以外に、初めて現れる。 冒頭、דִּבְרֵי (ディブレー)ことば。 語根は、דָּבָר (ダーヴァール) 25章で観察した 神が隠すדָּבָר 30章では、アグルのדָּבָר けれど、 数行あとに、こう置かれる。 「神のことばאִמְרַת אֱלוֹהַּは、すべて精錬されている。」(5節) (イムラト・エロハ) 語根は、אָמַר(アーマル)。 דבר ではない。 「神のことばדְּבָרָיוに付け足しをしてはならない。」(6節) (デヴァーラーヴ) ここで、דבר に戻る。 5節は単数。ひとつひとつの、ことば。 6節は複数。まとまりとしての、そのことば。 そして、章の初めは ד
Yoriko Sakasegawa
5 日前読了時間: 2分


うなじを堅くする者(箴言29章)
29章は物騒な始まり。 「叱責されても、なお、うなじを堅くする者は、 突然打ち砕かれて、癒されることがない。」(1節) אִישׁ תּוֹכָחוֹת מַקְשֶׁה־עֹרֶף (イーシュ トーハーホート マクシェー・オーレフ) פֶּתַע יִשָּׁבֵר וְאֵין מַרְפֵּא (ペタ イッシャーヴェール ヴェエーン マルペー) ※ヘブル語は右から読みます。 אִישׁ (イーシュ) 人 תּוֹכָחוֹת (トーハーホート)叱責 戒め 諭し(複数形) 語根:יכח(ヤーカハ)「戒める・正す・論じる」 מַקְשֶׁה (マクシェー)堅くする者 頑なにする者 語根:קשה(カーシャー)「堅くする・頑なにする」 分詞男性単数ヒフィル態(使役) 「堅くしている者」 うなじが硬直したのではない。 その人が、堅くしている。 עֹרֶף (オーレフ)うなじ 首の後ろ 旧約では、「うなじのこわい民」という表現でもよく用いられる語。 פֶּתַע (ペタ)突然 不意に יִשָּׁבֵ
Yoriko Sakasegawa
6 日前読了時間: 2分


何を聞く?(箴言28章)
28章には、 תּוֹרָה (トーラー:おしえ・律法) が何度も出てくる。 最初に立ち止まるのが4節。 「おしえ(תּוֹרָה律法)を捨てる者は悪しき者をほめる。 おしえ(תּוֹרָה律法)を守る者は彼らに敵対する。」 ここで初めてתּוֹרָה(トーラー)が現れる。 正しい人/悪しき者 という対比が、 תּוֹרָה (トーラー)への態度で分かれている。 4節 律法(תּוֹרָה)を捨てる者 7節 律法(תּוֹרָה)を守る子 9節 律法(תּוֹרָה)を聞かない者 תּוֹרָה を中心に人が描かれている。 特に9節。 「耳を背けておしえを聞かない者は、 その祈りさえ忌み嫌われる。(9節)」 מֵסִיר אָזְנוֹ מִשְּׁמֹעַ תּוֹרָה (メースィール オズノー ミシュモーア トーラー) ※ヘブル語は右から読みます。 מֵסִיר メースィール… 背ける、そらす אָזְנוֹ オズノー… 彼の耳 מִשְּׁמֹעַ ミシュモーア… 聞くことから תּוֹרָה トーラー(律法) 直訳す
Yoriko Sakasegawa
7 日前読了時間: 1分


生みだす(箴言27章)
この章には「自分」を扱う節が多い。 例えば、 明日のことを誇るな。 自分で自分を誉めるな。 自分の心。 自分の群れ。 外よりも、 自分自身との向き合い方が続いているように見える。 1節の原文を覗いてみる。 (アル・ティトハレール ベヨーム マーハール) אַל־תִּתְהַלֵּל בְּיוֹם מָחָר 「明日のことで誇るな。」 (キー ロー・テーダ マー・イェーレド ヨーム) כִּי לֹא־תֵדַע מַה־יֵּלֶד יוֹם 「一日が何を生み出すか、あなたは知らないからだ」 ※ヘブル語は右から読みます。 直訳すると 「明日と言う日において誇るな。 なぜなら、一日が何を生み出すか、あなたは知らないからだ。」 この文には『日』が二度出て来る。 「明日という日」 בְּיוֹם מָחָר (ベヨーム・マーハール) יוֹם (ヨーム)…日 מָחָר (マーハール)…明日 「一日」 יוֹם (ヨーム) そしてさらに יוֹם (ヨーム)が יֵּלֶד (イェーレド)の主体になっている。 本文は、 人が何を生み出す
Yoriko Sakasegawa
7月21日読了時間: 1分


自分を知恵ある者と思う人(箴言26章)
26章は1節~11節まで愚か者シリーズが続く。 面白いのは4節と5節 「愚か者には、その愚かさに合わせて答えるな。 あなたも同じようにならないためだ。(4節)」 「愚か者には、その愚かさに合わせて答えよ。 そうすれば彼は、 自分を知恵ある者と思わないだろう。(5節)」 「答えるな」と「答えよ」 この矛盾する命令が並べられ、知恵を規則として所有することが最初から不可能にされる。 一瞬、前章(25章)を思い出す。 「事(דָּבָר)を隠すのは神の誉れ。 事(דָּבָר)を探るのは王たちの誉れ。」(箴言25:2) 知恵は外に隠されていて、尋ね求めるもの。 「自分の目の中」で完結した者は、 もはや探ることを止めた人なのかもしれない。 マナを取りに行かない人となる。 さて、26章が、 愚か者の品評会なのかと思いきや 愚か者よりもさらに問題な者が現れる。 「 自分を知恵のある者と思っている人を見たか。 彼よりも、愚かな者のほうが、まだ望みがある。 」 (箴言26:12) 自分を知恵ある者
Yoriko Sakasegawa
7月15日読了時間: 2分


受け継がれるみことば(箴言25章)
一週間ぶりのblog 24章の最後には、 怠け者の畑が描かれていた。 畑は荒れ、 いばらが生え、 石垣は崩れていた。 委ねられた畑は、 手をかけ続けなければ荒れていく。 さて、25章の冒頭 ここから全く違う景色が現れる。 「次もソロモンの箴言であり、 ユダの王ヒゼキアのもとにある人々が書き写したものである。」 (箴言25:1) ヒゼキアは主を信頼し、偶像を取り除き、 神殿を整えた王として知られている。 その時代に、 ソロモンの箴言は、書き写され、 今日も私たちの前に置かれている。 そして、 2節と出会う。 「事を隠すのは神の誉れ。 כְּבֹד אֱלֹהִים הַסְתֵּר דָּבָר (ケヴォード エローヒーム ハステール ダーヴァール) 事を探るのは王たちの誉れ。 וּכְבֹד מְלָכִים חֲקֹר דָּבָר (ウケヴォード メラーキーム ハコール ダーヴァール)」 ※ヘブル語は右から読みます (箴言25:2) דָּבָר (ダーヴァール) 基本的な意味:ことば 語り 事柄 出来事 命令 約束
Yoriko Sakasegawa
7月10日読了時間: 2分


七転び八起き(箴言24章)
「七転び八起き」ということわざがある。 箴言24:16節も七度倒れる話があるから面白い。 正しい人は七度倒れても、また起き上がり、 悪しき者はわざわいでつまずくからだ。 (箴言24:16) 正しい人は倒れても、倒れても、起き上がる。 一方、 悪しき者は、わざわいによってつまずく。 ここだけ読むと、 正しい人について語っている箇所のように思える。 ところが、 前の節を読むと、 景色が変わってくる。 悪しき者よ、正しい人の住まいを狙うな。 彼の伏す所を荒らすな。 (箴言24:15) なるほど。 16節は、 15節の理由なのだ。 悪しき者に向かって、 「正しい人の住まいを狙っても無駄だ」 と語っている。 では、 正しい人は、どのような人として描かれているのだろう。 原文を覗いてみる。 כִּי שֶׁבַע יִפּוֹל צַדִּיק וָקָם וּרְשָׁעִים יִכָּשְׁלוּ בְרָעָה (キー シェヴァ イッポール ツァディーク ヴァーカーム ウレシャーイーム イッカーシェルー ベラーアー) ※ヘブル
Yoriko Sakasegawa
7月3日読了時間: 2分


あなたの心(箴言23章)
箴言のブログを書き進めるうちに、 ヘブル語原文と出会うと、つい掘り下げたくなる性分が顔を出してきた。 でも、このブログは、 みことばという森の入口。 だから、 blogは、珈琲を片手に森の風景を楽しむカフェ 書籍は、原文を掘り下げて味わう、お取り寄せ。 サイトのメインは、 毎朝8時から始まるライブ「いのちの朝ごはん」 としておこう。 さて、23章は、長い章だけど、 本文全体から主題を考えてみる。 ・王の食卓(1-3節) ・富を追い求めること(4-5節) ・貪欲な人との食事(6-8節) ・「耳」と「心」の向きを語る小さなまとまり(9-12節) 12節「あなたの訓戒に心を用い、 知識のことばに耳を傾けよ。」 ・子どもの訓戒(13-14節) ・心を正しい道へ向けること(15-19節) ・大酒飲み・大食いへの警告(20-21節) ・親への警告(22-25節) ・「わが子よ、あなたの心をわたしに与えよ」(26節) ・遊女への警告(27節以降) ・酒に溺れる人の姿(29-35節) どの場面にも共通しているのは、 「何に心を向
Yoriko Sakasegawa
6月30日読了時間: 2分


名声の前にくるもの(箴言22章)
「名声は多くの富より望ましく、 愛顧を受けることは銀や金にまさる。」(箴言22:1) 「お金を得るよりも、人格によって築かれた良い評判の方が価値がある。」 と受け取られることの多い箇所。 だから、 富を追い求めるより人格を大切にしよう。 信用は一生の財産である。 クリスチャンとして良い証しを立てよう。 と適用されやすい。 原文はどうなっているのか覗いてみる。 נִבְחָר שֵׁם מֵעֹשֶׁר רָב (ニヴハール シェーム メーオーシェル ラーヴ) מִכֶּסֶף וּמִזָּהָב חֵן טוֹב (ミッケセフ ウミッザーハーヴ ヘーン トーヴ) ※ヘブル語は右から読みます。 前半4文字、後半4文字 原文は 驚くほど短い。 だからこそ、一文字、一文字が侮れない。 先ず、 前半を虫眼鏡🔍 נִבְחָר שֵׁם מֵעֹשֶׁר רָב (ニヴハール シェーム メーオーシェル ラーヴ) 先頭のヘブル語は、 נִבְחָר (ニヴハール)選ばれるべきもの 語根:בחר(バーハル)選ぶ 選び取る 選ばれる
Yoriko Sakasegawa
6月29日読了時間: 3分


水の流れのよう(箴言21章)
「王の心は、主の手の中にあって 水の流れのよう。 主はみこころのままに、 その向きを変えられる。」(箴言21:1) 王が登場する。 世界を動かす王。 しかし、本文は、 王の力ではなく、 王の心に目を向ける。 原文を覗いてみる。 前半を虫眼鏡🔍 פַּלְגֵי־מַיִם לֶב־מֶלֶךְ בְּיַד־יְהוָה (パルゲー・マイム レヴ・メレフ ベヤド・アドナイ) 水路のように、王の心は、主の手の中にある。 פַּלְגֵי־מַיִם (パルゲー・マイム) あれ?詩篇1:3の「水路」と同じ。 「水路פַּלְגֵי־מַיִםのほとりに植えられた木。」(詩篇1:3) いのちの流れを象徴する水路。 同じ水路が、 今度は王の心を表現するために使われる。 なぜ、王の心は「水路」なのだろう。 後半を覗いてみよう。 後半に虫眼鏡🔍 בְּיַד־יְהוָה (ベヤド・アドナイ) 主の手の中にある עַל־כָּל־אֲשֶׁר יַחְפֹּץ יַטֶּנּוּ (アル・コル・アシェル ヤフ
Yoriko Sakasegawa
6月28日読了時間: 2分


ぶどう酒は嘲る者?(箴言20章)
「ぶどう酒は、嘲る者。強い酒は騒ぎ立てる者。 これにおぼれる者はみな、知恵がない。」 (箴言20:1) ぶどう酒が擬人化されて登場する。 8章では知恵が擬人化されるが、 ここではぶどう酒。 箴言らしい立ち上がり。 これは、 お酒が悪いという話なのか? 「禁酒の勧め」なのか? なぜお酒が擬人化されているのか? 原文を覗いてみる。 יַיִן לֵץ שֵׁכָר הֹמֶה (ヤイン・レーツ シェーハール・ホーメ) וְכָל־שֹׁגֶה בּוֹ לֹא יֶחְכָּם (ヴェホル・ショーゲ・ボー ロー・イェフカーム) ※ヘブル語は右から読みます。 前半に虫眼鏡🔍 יַיִן (ヤイン)ぶどう酒 לֵץ (レーツ)嘲る者 שֵׁכָר (シェーハール)強い酒、酔わせる飲み物 הֹמֶה (ホーメ)騒ぎ立てる者、どよめく者、騒々しい者 「ぶどう酒は、人を嘲る者にする。 強い酒は、人を騒ぎ立てる者にする。」 とは書かれていない。 「ぶどう酒は、嘲る者。」で 「強い酒は、騒ぎ立てる者。」 と置かれている。 どうやら、 「お酒を飲
Yoriko Sakasegawa
6月26日読了時間: 2分


偶然かもしれないけど (箴言19章)
「貧しくても、誠実に歩む者は、 טוֹב־רָשׁ הוֹלֵךְ בְּתֻמּוֹ (トーヴ・ラーシュ ホーレーフ ベトゥンモー) 曲がったことを語る愚かな者にまさる。」(箴言19:1) מֵעִקֵּשׁ שְׂפָתָיו וְהוּא כְסִיל (メーイッケーシュ セファーターヴ ヴェフー・ケスィール) ※ヘブル語は右から読みます。 前半に虫眼鏡 טוֹב (トーヴ)良い、まさる、望ましい רָשׁ (ラーシュ)貧しい者、乏しい者 הוֹלֵךְ (ホーレーフ)歩く者、歩み続ける者(語根:הלך「歩く」Qal分詞) בְּתֻמּוֹ (ベトゥンモー)彼の誠実さの中で 彼の全きことの中で 語根:תם 全き 誠実 一貫してる 分割していない 混じりけがない 前半、逐語的には、 「良いのは、 その誠実さの中を歩む貧しい者。」 18章は、自らを閉ざす者 で始まった。 19章は、歩む者で始まる。 閉じる人ではなく、歩く人。 しかも、豊かな人でない。 成功した人でもない。 貧しい人(רָשׁ)
Yoriko Sakasegawa
6月25日読了時間: 2分


自らを閉ざす者(箴言18章)
箴言18章1節のヘブル語を原文から丁寧に読み解く。「離れている者(נִפְרָד)」「求める(יְבַקֵּשׁ)」「願望へ(לְתַאֲוָה)」という三つの語から、何かから離れ、自らの願望を追い求める人物像が静かに浮かび上がってくる。
Yoriko Sakasegawa
6月24日読了時間: 3分


家に何が満ちているか(箴言17章)
17章は一つのテーマだけでなく、 人と人との関わり にかなり焦点が当たっているよう。 「一切れの乾いたパンがあって、 平和であるのは、 ごちそうと争いに満ちた家にまさる。」(箴言17:1) 冒頭から、 「豊かさ」よりも「平和」が語られる。 「友はどんなときも愛する。 兄弟は苦難の時のために生まれる。」(箴言17:17) 人との関わりは、 順調な時ではなく、 苦難の時に、その姿を現わす。 「心に喜びのある人は顔色もよい。」(箴言17:22) 15章に続いて、「心」が出て来る。 「知識のある者はことばを控え、 英知のある者は冷静である。」(箴言17:27) 15章が「ことばの章」なら、 17章は、 ことばの使い方が人間関係の中に置かれている。 という感じ。 面白いのは、 一切れの乾いたパン・・・平和な家 ごちそう・・・争いに満ちた家 という、 二つの家が並べられているところ。 14章で、 「家を建てる女」 17章でも、 再び「家」が出て来るけれど、 今度は、 建てるか、壊すのではなく、 家に何が満ちているのか。 が問われている。 箴言17章を歩い
Yoriko Sakasegawa
6月21日読了時間: 1分


人の計画と主の導き(箴言16章)
「人は心に計画を持つ。 しかし、舌への答えは主から来る。」 (箴言16:1) 15章の「ことばの章」から少し、景色が変わる。 16章では、 人が自分の道を考える姿が、 何度も現れる。 人は心に計画がある。(箴言16:1) 人は心に自分の道を思い巡らす。(箴言16:9) ひとのすべての道は自分の目には純粋に見える。(箴言16:2) しかし、定めるのは主だと記される。 「舌への答えは主から来る。」(箴言16:1) 「主は人の霊の値打ちを量られる。」(箴言16:2) 「すべてのものを、主はご自分の目的のために造り、 悪しき者さえ、わざわいの日のために造られた。」(箴言16:4) 人が考え、 主が量り、 主が定め、 主が導かれる。 面白いのは、 「計画してはいけない」といっているのではなく、 人が考えること自体を認めている。 「心には人の計画がある。」(箴言16:1) しかし同時に、 「舌への答えは主から来る。」(箴言16:1) 「主が人の歩みを確かにされる。」(箴言16:9) と、 人の計画の外側に、 なお主がおられることを語っている。 箴言
Yoriko Sakasegawa
6月20日読了時間: 1分


ことばと心(箴言15章)
「穏やかな舌はいのちの木。 舌のねじれは霊の破れ」 (箴言15:4) 15章は、 ことばの章。 冒頭から 「柔らかな答えは憤りを静め、 激しいことばは怒りを引き起こす。」 (箴言15:1) 「舌」「口」「くちびる」「答え」「語る」 が何度も出て来る。 ことばだけでなく、 その背後にある「心」が見えて来る。 「正しい者の心は答えることを考える。」(箴言15:28) 「心が楽しいと顔色も晴れる。」(箴言15:13) 人のことばや心だけでなく、 それを見ておられる主の視点も繰り返す。 「よみと滅びの淵も主の前にある。 人の子らの心はなおさらである。」(箴言15:11) そしてまた現れる いのちの木 עֵץ חַיִּים (エーツ ハッイーム) ”穏やかな舌はいのちの木” 箴言に現れる四つ目の「いのちの木」 知恵(箴言3:18) 正しい人の実(箴言11:30) 望みがかなうこと(箴言13:12) 穏やかな舌(15:4) 面白いことに、 13章では、「いのちの木」は望みと結びつき、 15章では、
Yoriko Sakasegawa
6月19日読了時間: 1分


家を建てる女(箴言14章)
「知恵のある女は家を建てבָּנְתָה(バーンター) 語根:בָּנָה(バーナー) 意味:建てる 築く 立て上げる 家を建てる 家系を築く 愚かな女は自分の手でこれを壊すתֶהֶרְסֶנּוּ(テヘルセンヌー)。」(箴言14:1) 語根:הָרַס(ハーラス) 意味:壊す 打ち壊す 取り壊す 破壊する 崩す 面白いのは、「家事が上手」「家事が下手」の話ではないところ。 「良い奥さんになりましょう」という格言集では収めるには、 少し勿体ない。 聖書は、 建てるבָּנָה と הָרַס壊す という かなり強い対比を置いている。 しかも、「 愚かな女は自分の手で壊す 」と、 壊す主体が強調されている。 さらに面白いのは、 בָּנָה建てる は創世記でも重要な動詞ということ。 例えば、 「神である主は、人から取ったあばら骨を一人の女に造り上げוַיִּבֶן(ヴァイヴェン)、 語根:בָּנָה(建
Yoriko Sakasegawa
6月18日読了時間: 1分


いのちの木(עֵץ חַיִּים)箴言13章
箴言13章を歩いていると、 その真ん中で 一つの木に出会う。 いのちの木。 「望みが長く延ばされると心を病ませる。 しかし、望みがかなうことはいのちの木である。」 (箴言13:12) 箴言13章には、 日常の格言が並んでいる。 口を守ること。 勤勉であること。 子を訓練すること。 富や貧しさ。 そのような言葉が続く中で、 突然、 「いのちの木(עֵץ חַיִּים)」 が現れる。 箴言では4回登場する。 聖書全体でも、創世記3回、箴言4回、黙示録5回 合計12回しか現れない。 知恵はいのちの木である。(箴言3:18) 正しい人の結ぶ実はいのちの木。(箴言11:30) 望みがかなうことはいのちの木。(箴言13:12) 穏やかな舌はいのちの木。(箴言15:4) ことばの初子と言われる初出箇所は、 創世記2章9節。 「神である主は、その土地に、見るからに好ましく、 食べるのに良いすべての木を、そして、園の中央にいのちの木を、 また善悪の知識の木を生えさせた」 いのちの木は、 眺めるためでも、研究するためだけ
Yoriko Sakasegawa
6月17日読了時間: 2分


いのちの木への小道(箴言11章)
1章から9章までは「 わが子よ 」と、父の語りで埋め尽くされていた。 「この道を歩きなさい。」 「あの道に行ってはならない。」 「知恵の声を聞きなさい。」 10章に入ると、 父の語りを聞いた後の日常が映し出されて来る。 11章は、さらに 短い対比を積み上げながら格言集のようになる。 正しい者と悪しき者 その対比が何度も繰り返される。 10章に比べて、 人の内側にあるものが外側に現れてくる。 その人は何を語るのか。 その人は何を与えるのか。 その人は何を信頼するのか。 その結果が現わされる。 1-9章で、父が語り。 10章で、日常が映し出され、 11章で、その日常から、その人の中身が見えてくる。 「 正しい人の結ぶ実はいのちの木。 知恵のある者は人の心をとらえる。 」 (箴言11:30) 正しい人 צַדִּיק (ツァディーク) とは誰なのか。 間違いを犯さない人なのか。 正しい人は、 誠実に歩く人(11:3) 救い出される人(11:8) 導かれる(11:3) 喜びをもたらす(11:10) 実を結ぶ(11:30) と描かれる。 それは行動や
Yoriko Sakasegawa
6月16日読了時間: 2分


箴言10章の前で立ち止まる
「イスラエルの王、 ダビデの子、 ソロモンの箴言」 で始まった箴言。 「わが子よ」 の呼びかけが続く。 聞きなさい。 心を傾けなさい おしえを捨ててはならない。 10章を開くと景色が変わる。 格言集のように 短いことばが並び始める。 表題は 「ソロモンの箴言」 今度は、肩書のないソロモンが現れる。 父の語りかけを聞いてきた読者の前に、 父を喜ばせる子。 母を悲しませる子。 正しい者。 悪しき者。 知恵のある者。 愚かな者。 箴言10章から、 今度は人々のリアルな日常が映し出される。 「知恵のある子は父を喜ばせ、 愚かな子は母の悲しみとなる。」(箴言10:1) 箴言10章を開くと景色が変わる。
Yoriko Sakasegawa
6月15日読了時間: 1分
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